自分で性病検査を行う方法

性病検査キットについて

最近、ネットショップで性病検査キットと言われる、自分で性病の感染チェックを行える検査キットが、多くの検査センターから販売されています。

この性病検査キットは、自宅で検体を採取し、それを郵送で検査センターへ送った後、結果をWEB上で確認するスタイルの検査方法です。
検体とは、血液、尿、感染部の細胞などで、採取については痛みや苦痛も殆どありません。

HIV抗体検査においては、2013年度で70,000件以上の実績があり、その件数は、全国の保健所で実施するHIV抗体検査の半数以上にもなっており、そしてその利用者数は年々増え続けています。
手軽に検査できる郵送検査キットは、多くの人に支持され、確実に利用者を増やしています。

性病検査キットの検査結果の信憑性について

全ての検査サービスで、全く問題が無いかどうかを判断する根拠がありませんので、私には「大丈夫である」と断言することはできません。

検査精度も、お役所の承認を受けている正規な検査機関なら問題はありませんが、それでも、検体の取り違えや、コンピュータへのデータ登録ミスで、結果が不正確になる可能性もあるのではないかと思っています。

事実、医療機関に於いては、検体の取違いミスが極まれに発生し。医療事故につながるケースも報告されています。

このような問題は、ネットで検査を行っている検査機関に限らず、病院でも保健所でも同じことが言えます。

検査キットの一番大きなウィークポイントは、正しく検体を採取できなかった場合や検査可能日前に検査してしまうことで、結果の信憑性が低くなることにあります。

血液や尿の採取は問題無いと思いますが、膣の擦過物を採取する行為は、何分経験がありませんので、慎重かつ確実な方法で採取を行わないと、正しい結果が出ない可能性がありますので、十分な注意が必要です。

性病検査キットの秘匿性、匿名性について

  • 自宅に送られてくる検査セットは、中身が分からないようになっています。
  • 差出人は会社名となりますが、一部の会社では架空の個人名も使用できます。
  • 荷物の運送会社留や郵便局留めが利用出来ます。(架空名義での受け取りは出来ません
  • 購入者と検査結果は、コンピュータのデータ内に於いては紐ずいていないようです。
    例え検査センターの情報が流出しても、個人と検査結果がつながっていないので安心です。
性病検査キットの正しい選び方 >

性病検査キットの検体採取方法

性病検査キットの検体には、血液、尿、うがい液、陰茎表皮擦過物(男性)、膣分泌物(女性)、子宮頚部擦過物(女性)などがあります。
検査する性病の種類により、採取する検体は変わりますので、必ずしも下記の検体採取器具の全てを使用するわけではありません。
それぞれの検体を採取する方法が下記の動画でご覧頂けます。
※GME医学検査研究所が制作

血液の採取方法

尿の採取方法

うがい液の採取方法

陰茎表皮擦過物の採取方法

膣分泌液の採取方法1

膣分泌液の採取方法2

子宮頚部擦過物の採取方法

GME医学検査研究所 性病検査

性病検査キットの検査費用について

検査費用は、単一の性病検査なら医療機関で保険内で行った方が検査キットより安いでしょう。
保険内とは、必ず何らかの症状があるもので、何の性病かを特定するために実施する検査のみとなります。
一般に性病検査は、単一種類の感染検査だけでは意味がありませんので、複数種類の感染検査を行うことが望ましいのですが、医療機関では保険適用外となり、検査キットの方が安く出来るケースも見受けられます。

性病検査キットの検査項目について

性病検査は単一種類のみの感染検査で行うことは全くお勧めしません。
何故なら、多くの感染者は、性病の複合感染をしているからです。
性病の検査キットの採取した検体でで検査できる性病は下記の通りです。

血液検査

  • HIV感染症、梅毒、B型・C型肝炎

うがい液検査

  • 性器クラミジア感染症(喉)、淋菌感染症(喉)

尿(男性)検査

  • 性器クラミジア感染症
  • 淋菌感染症(淋病)
  • トリコモナス感染症

陰茎表皮擦過物(男性)検査

  • 性器カンジダ症

膣分泌液(女性)検査

  • 性器クラミジア感染症
  • 淋菌感染症(淋病)
  • トリコモナス感染症
  • 性器カンジダ症
  • HPV感染症

子宮頚部擦過物(女性)検査

  • 子宮頸がん

 

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