オーラルセックスで感染する性病

予防が難しい性病性病の感染予防には、コンドームが最も有効と言われていますが、オーラルセックス等の性行為が多様化した昨今では、そうとも言い切れない事例が多く発生しています。

その理由は、性病の原因となるウィルスや細菌が、性器の表面や体液(精液、膣分泌液、血液)に多く存在し、それらが性器以外の皮膚や粘膜のほんの小さな傷から侵入することで感染してしまうからです。

一般に、性器同士の接触が一番感染する可能性が高く、コンドームが有効とされているのですが、性器同士の接触以外のオーラルセックスで、感染者が増えているのが今の日本の現状です。

もうお気づきでしょうが、相手の体液(精液、膣分泌液、血液)は、自分の皮膚や粘膜に触れる行為で、殆どの性感染症に感染する可能性がありますので注意しましょう。

「オーラルセックスだから感染しない」のではなく、「オーラルセックスだから感染する」のです。
勘違いしている人がとても多いです。
コンドームが一番の性病感染予防と言ってきた弊害です。
正しい知識で、性病に感染したり、感染させたりしないようにしましょう。

オーラルセックスで感染する性病

性器クラミジア感染症

相手の性器から、あなたの口腔内の喉に細菌が感染する可能性がありますし、またその逆感染もあります。

淋菌感染症(淋病)

相手の性器から、あなたの口腔内の喉に細菌が感染する可能性がありますし、またその逆感染もあります。

梅毒

性器や性器以外に出来た病変部から、あなたの皮膚や粘膜の小さな傷口へ細菌が侵入し感染する可能性がありますし、またその逆感染もあります。

性器ヘルペスウィルス感染症

性器や性器周辺に発生した病変部から、あなたの皮膚や粘膜の小さな傷口へウィルスが侵入し感染する可能性がありますし、またその逆感染もあります。

HIV感染症B型肝炎

相手の体液から、あなたの口腔内の傷へとウィルスが侵入し、感染する可能性があります。
感染確率は極めて低いのですが、その事例が報告されています。

伝染性単核球症

この病気は、性感染症ではありませんが、唾液感染が主な感染原因で、日本人の多くは、既に幼少期に感染し、その感染率は、幼少期までに70%、20歳までに90%が感染し抗体を持っていますが、その中の、15~20%の人は、唾液中にウィルスを排泄しており、主な感染源となっています。
10歳代以上の人が初感染すると、50%以上の確率で症状が現れます。
キスや、食器の共有で簡単に感染します。

主に皮膚接触等で感染する性病

疥癬(かいせん)

相手の体のどこかに、疥癬の感染源であるヒゼンダニが潜んでいると、簡単にあなたへ乗り移り感染します。
また、寝具を通じて間接的にも感染しますし、当然裸同士で接触するだけでも簡単に感染します。

毛じらみ症

毛じらみは、特に陰毛に住みつきますので、陰毛同士が接触するだけで簡単に感染します。

 

厚生労働省のオーラルセックス(口腔性交)による性感染症に関するQ&Aはこちら